水草水槽で、どれくらいの照明が必要なのか考えてみました。 電力あたりの光の量は、ルーメン(lm/W)という単位で表されます。 蛍光灯は、およそ100lm/W、メタハラは蛍光灯と同じくらいでおよそ100lm/Wくらいでほぼ同じと考えられます。 総光束量(光の量)は投入電力量に比例すると考えると、蛍光灯であってもメタハラであっても、照明の強さはワット数に比例すると言ってよいはずです。 水槽程度では水深による減衰は無視できるので、水草に到達する光の量は、総光束を面積で割ったものと考えることができます。 60cm規格水槽の底面積は、60x30=1800cm^2です。 これに、18W蛍光灯を3灯から4灯というのが標準的な光量と考えると、合計で54W〜72Wとなります。 底面積1cm^2あたりの投入電力量は、54/1800=0.03 〜 72/1800 = 0.04Wとなります。 90x45cm水槽では、底面積が90x45=4050cm^2となり、60cm水槽を基準とすると、122.7〜162Wとなります。 32W蛍光灯だと、4本から5本となります。メタハラだと、70Wx2灯か150Wを1灯程度。うちは150W1灯でこの範囲になります。
ADAは、だいたいこの計算と同程度以上を推奨している模様。 多くの水槽用照明器具は、この半分くらい。 特に、小型水槽用の照明は暗いものが多く、2灯乗せる面積も無いのでつらいところです。
FirstUpload 09/11/15-23:43 : LastUpdate 09/11/15-23:43
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